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アマゾンの源流

2014/01/31 21:45
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 アマゾン川の話が続きますが,アマゾン川の源流はどこまで遡るのでしょうか。支流が多く分かれているのですが,いずれもアンデス山脈が分水嶺になって東へ流れ出る川がアマゾン川に合流していきます。

 これをよく示しているのが今日取りあげた地図切手です。上の切手は2003年にペルーから,パナマとの外交樹立100年を記念して発行されたもので,印面には16世紀の古地図が画かれています。

 現在のパナマ,ペルー両国が含まれる範囲が描かれていますが,アンデス山系の東側にアマゾン川の上流部のいくつかが示されています。必ずしも現在の地図とくらべて正確な描写ではありませんが,アンデス山脈から流れ出ていることがわかります。
 

 印面地図の南の方に,現在のペルー,ボリビア国境に位置するチチカカ湖に相当する湖がみられ,数本の河川が流れ出るように描かれていますが,実際にはチチカカ湖とアマゾン水系はつながっていません。
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探検家オレリャーノ

2014/01/21 21:38
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 前回と同じく今日も,スペインの探検家オレリャーノのアマゾン探検400年を記念する切手で,前回のエクアドルにかわって今日はペルー発行のセット切手の1種です。

 切手図案に描かれているのがズバリ,探検家フランシスコ・デ・オレリャーノです。オレリャーノはペルー征服で有名なピサロの親戚に当たり,そのペルー征服にも同行しています。そしてインカとの争い中に負傷して片目を失っています。

 1542年,オレリャーノはエクアドルのキト付近のナポ川からアマゾン本流への合流を経てアマゾン河口まで,約8ヶ月を要して,ヨーロッパ人として初めてアマゾンを横断して大西洋へたどり着きます。
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アマゾンの蛇行

2014/01/13 21:29
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 今日も前々回と前回に続いて,ラテンアメリカ諸国地図切手のコントロールパンチ入り見本切手です。上の切手はエクアドルから1942年に探検家オレリャーノのアマゾン探検400年を記念して発行されたセット切手の1種です。

 図案の地図は16世紀製作の南米大陸を描いた古地図で,地図中にアマゾン川が大きく蛇行をくり返す状態で描かれています。実際のアマゾン川は,細かく見れば蛇行も含めてかなり複雑な流路で,支流も数多くありますが,16世紀の地図ではこの図案の地図のように,大きく規則的に蛇行するように描かれているのがアマゾンの定番になっています。

 一方,南部にあるもう一つの大河,ラプラタ川は枝を付けた大きな樹木状に描かれているのが特徴です。
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領有主張切手

2014/01/04 22:50
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 年が変わりましたが,記事の流れは昨年末からのつづきということで,前回のパナマの切手同様,ラテンアメリカの国のコントロールパンチの入った見本切手を紹介します。
 
 今日はパナマから南へ移って南米大陸の内陸国ボリビアの地図切手です。この切手も前回のパナマと同じく,同図案,類似図案の地図切手が額面,刷色ちがいで数回にわたり多種類発行されています。

 上の切手はその中で,1935年発行の普通切手の1種の見本切手です。印面には同国の地図が描かれている純地図切手なのですが,この地図の国土の形態が,現在のボリビアの国土の形と少し違うなと気づかれた方はかなりの地理通ということになります。

 すなわち,この図案の切手は,チャコ地方の領有を巡ってボリビアと隣国パラグアイが1932年から1935年にかけて争ったチャコ戦争にともない,そのチャコ地方の領有を主張するための一種のプロパガンダ切手として発行されたものです。図案の地図の南東部には CHACO BOLIVIANO という記載があります。

 結果的には,この戦争はパラグアイの勝利という形で終わり,チャコ地方の大部分はパラグアイ領となったため,この地図の南東部を除いた部分が現在のボリビアの領土ということになります。
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