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一昨日,イタリア人宣教師マテオ・リッチの「坤輿万国全図」について書きましたが,今日はそのマテオ・リッチと彼が製作した世界図が図案になった切手です。 上の切手は2002年にイタリアからマテオ・リッチ生誕450年を記念して発行されたものです。図案の地図を見てわかるように,未知の南方大陸を大きく描き,北方にも多くの大きな島々を描いていますが,これは一昨日も書いたように,彼が布教先の中国に滞在して世界図を製作したのは17世紀初頭ということで,16世紀後半に完成し,同じように北方や南方大陸を大きく描いたオルテリウスやメルカトルの影響を受けていることを示しています。 そして,マテオ・リッチの地図は,後に日本にも移入されますが,地名や注記が漢文表記のため,日本でも多くの模式図やこの地図を参考にした地図が製作され,江戸時代の17世紀中頃以降の日本における世界図の主流となっていきます。 |
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