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zoom RSS テーマ「世界地図」のブログ記事

みんなの「世界地図」ブログ


今年の一枚

2014/12/30 17:43
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 久しぶりの更新ですが、いよいよ今年も年末ということで、今年も世界各国から数々の地図切手が発行された中から「この一枚」として取り上げたのが上の小型シートです。この小型シートは今年2月にポルトガルから「遍歴記」刊行400年を記念して発行されたものです。

 「遍歴記」とは貿易商人の旅行作家ピントによるアジア諸国の紀行文で1614年に刊行されています。ポルトガル版「東方見聞録」といった感じです。日本に関する記述もあり、同時に発行された切手には日本の武将も描かれています。

 私が注目するのは小型シートの方ですが、切手部分からシート地にかけて描かれているのは1623年にアントニオ-サンチェスによって製作された世界地図です。実はこの地図、私のメインテーマである「地図の歴史」の観点からは特異な地図の一つになります。

 当時のヨーロッパはポルトガルに代わってアジア貿易を独占したオランダの全盛時代で、印刷技術の発達もあって、オルテリウス、メルカトル、ホンディウスと地図の歴史においてもオランダが全盛で、次々と地図帳が製作されたアトラスの時代です。それらの地図帳に掲載された地図にも大航海時代に製作されたポルトガルやスペインの地図を参考にしている面が多いのですが、今回紹介したサンチェスの地図は、そのような時代(16世紀)と同様のポルトガルの地図ということになります。

 コンパスローズや方位線、ポルトガルやスペインの旗が多く描かれた(さらに、日本の上には十字架も)ポルトラノと呼ばれる海図を継承していることに加え、印刷技術の発達した時代にもかかわらず、従来と同じ手書きによる地図というのが大きな特色となっており、ポルトガルの執念を感じる地図です。

 


 
 
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北朝鮮の人工衛星

2012/04/14 23:13
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 前回まで続けてきたアメリカ合衆国の州地図切手はとりあえず終了ということで,今日は最近の話題から上の地図切手です。

 13日に北朝鮮が人工衛星と称して打ち上げたミサイルは,結果的に打ち上げ失敗ということを北朝鮮自身も認めて一段落しました。上の切手は北朝鮮が1998年の人工衛星を搭載した(とこの時も言っていた)「テポドン1号」の打ち上げを記念して発行されたもので,図案にはその機体とともに,朝鮮半島が赤く塗られた世界地図の中に衛星の軌道を描いています。

 この時も結果として,軌道に乗った人工衛星は当然確認されず,弾道ミサイルの一部とみられる物体が日本海と三陸沖に落下しました。北朝鮮は人工衛星の打ち上げに成功したと主張してこの切手を発行したわけですが,今回は残念ながら(まさか打ち上げ失敗記念の切手は発行しないでしょうから)記念切手の発行はなさそうです。
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マゼランの世界周航路

2011/11/20 16:54
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 前回,マゼランの世界周航後に製作されたミュンスターの地図を紹介しましたが,今日はそのマゼランの世界周航路を描いたルートマップです。

 上の切手は,1993年にシスカイから発行された探検家シリーズの1種で,図案にはマゼランの肖像と旗艦ビクトリア号そして航路が描かれています。マゼラン一行がスペインのサンルカンを出帆してから大西洋を南下,南米大陸南端のマゼラン海峡をはじめて通過して太平洋に出,西進してフィリピンまでの航路が緑色で示されています。

 そして,マゼランがフィリピンで死んだ後の,インド洋を経てアフリカ最南端を通過してスペインへ戻るまでの航路が赤色で示されています。

 ちなみにこの切手の発行国シスカイという国は,以前アフリカの古地図切手で紹介した南アフリカのボフタツワナと同様,南アのバンツースタン国家の一つです。
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OECD

2010/06/22 22:02
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 一昨日,ECOの切手の記事の中で,関連として出たOECDの切手を今日は取りあげます。

 OECD(経済協力開発機構)は1961年に前身のヨーロッパ経済協力機構が改組されて設立されたもので,世界的な組織になって先進国としての発展途上国への援助,世界貿易の促進などを目的としており,原加盟国は西側ヨーロッパ諸国にアメリカ,カナダ,そして西アジアのトルコの20ヶ国でスタートします。

 その後1964年には日本,さらにヨーロッパからフィンランド,そしてオセアニアのオーストラリア,ニュージーランドの2国が加盟し,1970〜80年代は24ヶ国体制でまさに先進国クラブといった感じで存在します。上の切手は1990年にフランスからOECD(フランス後の略称ではOCDE)設立30年を記念して発行されたもので,当時の加盟国が示された世界地図が図案に描かれるという史料価値の高い地図切手になっています。

 OECDはその後,ラテンアメリカ初のメキシコ,アジアで3番目の韓国,民主化の進んだ東欧諸国の一部が加盟して2000年には30ヶ国に増えます。そして昨年には南米初のチリが加わり,今年5月には旧ソ連のバルト3国の一つエストニア,旧ユーゴスラビアの一つスロベニア,そして何とイスラエルが加わって34ヶ国の加盟となりました。
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フランス語圏

2010/03/21 17:55
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 小型シートがしばらく続きましたが,今日は単片切手に戻って,昨年エジプトから発行された世界地図が図案になっている切手です。

 上の切手はフランス語圏(フランコフォニー)の日を記念して3月に発行されたものですが,図案の世界地図に注目していただきたいと思います。フランス語は本国フランスはもちろんアフリカ北部の旧フランス植民地諸国では現在でも公用語として使用されていますが,図案の地図ではそれら以外の地域でフランス語圏の国を他の地域とはちがって,うすい青色で示しています。

 よく見ると,ケベック州にフランス系住民が多く,英語とともにフランス語が公用語になっているカナダが最も目立ちますが,それ以外にも中部アフリカのコンゴ民主共和国,そしてルーペで覗くとわかるぐらいですが,南米のフランス領ギアナ,アフリカ東部のインド洋に浮かぶマダガスカルが該当するのがわかります。

 そしてもう一つ,東南アジアのインドシナ半島が一見消えてしまっているように見えるのですが,これもよく見ると,うすい青色で示されています。すなわち,公用語にはなっていませんが,インドシナ半島東部のベトナム,カンボジア,ラオスは旧フランス植民地で,フランス語も一部では話され,フランス語圏ということになります。

 ちなみに,今日3月21日,日本でもフランス語圏フェスティバルという催しが開催されたようです。

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OECD

2010/02/19 21:46
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 国際機構に関する地図切手を続けてきましたが,その最後として世界的な機構であるOECDを取りあげます。上の切手は昨年10月に韓国から発行された新しい切手で,第3回OECD世界フォーラムを記念して発行されたものです。

 図案には韓国を含む東アジア付近を中心にした世界地図が描かれていますが,その韓国付近から金色の矢印が太平洋上を転回するように伸び,その先は北米大陸へ進んでいます。そして上陸地点がちょうど現在冬季オリンピック開催中のバンクーバーのあたりということになります。

 このオリンピックでは,スピードスケートの男女500mでの金メダルが韓国選手ということで,まさにそれを予測していたかのようなデザインです。

 ちなみにOECD(経済協力開発機構)は先進国の集まりとも言うべき国家機構で,現在の加盟国30ヶ国中22ヶ国がヨーロッパの国で占められています。あと8ヶ国のうちアメリカ,カナダ,オーストラリア,ニュージーランド,日本はヨーロッパ以外の先進国ですが,残る3ヶ国がトルコ,メキシコ,韓国で,先進国の仲間入りと言うことになるのでしょうか。
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正距方位図法

2007/02/07 22:09
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 今日紹介する消印はおなじみの国連マークで,1977年にジュネーブで国連発行の官製葉書に押されたものです。このマークは国連が発行する切手や,各国の国連関連の切手図案に数多く描かれているもので,当ブログの記念すべき開設一番記事でもこの国連マークが描かれている切手を取りあげました。

 切手と同様,消印の図案にも多く用いられているのですが,描かれている地図は北極点を中心にした正距方位図法の地図で,南極をカットしているので厳密には世界全図ではないということになります。

 この正距方位図法という図法は,地図の中心からの方位と距離が正しく表わされている地図で,地図の中心からの他の場所への距離の比較や最短距離の計測には非常に便利な地図です。ただ,北極点の場合は実際には他の全ての地点が南の方位になるので,距離を正しく表す地図ということになるでしょうか。

 市販の地図帳などでよく見かける東京を中心にした正距方位図法の世界全図では,東京からの距離と方位を知る有用な地図ということになりますが,そのような,ある都市を中心に描いた正距方位図法の世界全図を図案にした地図切手は今のところ発行されていません。
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ハンメル図法

2007/02/06 21:06
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 一昨日紹介した断裂モルワイデ図法は,面積が正しく表される正績図法の一つである本来のモルワイデ図法を,大陸部の形のひずみを少なくするために中央経線を複数取ることによって,海洋部が断裂したわけですが,本来の中央経線1本の世界全図はその外形はシンプルで楕円形をしています。

 今日の消印は,そのモルワイデ図法と外部の形は同じ楕円形をしているハンメル図法の世界全図で,同じ正積図法ですが経線が周囲へそり上がる特色があります。モルワイデもハンメルも考案者の名前です。

 ところで今日紹介している消印は,1947年にアメリカのニューヨークで押されたメータースタンプと呼ばれる消印の一種です。

 このメータースタンプというのは郵便物を大量に発送する企業などが,切手を貼る代わりに,郵便料金指針器という機器によって郵便料金表示を印刷したスタンプで,一般には固定デザインと料額,料金表示,局名,日付などの印面になっているのですが,中には企業の広告,スローガンなどの入った絵入りのメータースタンプがあります。今日紹介したのもその一種で,世界全図に企業名とスローガンが入っています。

 このメータースタンプの絵の部分は,テーマティクやトピカル収集の格好のマテリアルになります。

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グード図法(2)

2007/02/05 21:43
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 今日の消印はカナダのトロントで1978年に開催された国際切手展「CAPEX 78」の記念印で,同国発行の官製葉書に押されたものです。

 消印の図案には世界全図が描かれています。一見昨日の断裂モルワイデ図法に似ているように見えますが,実は異なる図法です。海洋部を断裂させて大陸部の形の見映えをよくするという手法は同じなのですが,この両図法のちがいについては,当ブログの2006年4月9日の記事に書いていますので(左のリンクをクリックして)御覧いただければ幸いです。

 ちなみに,今日の消印の図法は考案者の名をとってグード図法と呼ばれる図法です。
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断裂モルワイデ図法(2)

2007/02/04 21:54
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 昨日消印に描かれたフランツヨゼフランドの地図を取りあげましたが,これからしばらくは「消印の中の地図」ということで紹介を続けたいと思います。

 まずは世界全図からで,1983年に日本から世界コミュニケーション年を記念して発行された航空書簡に押された,初日日付の東京国際局の風景印で,印面の世界地図は断裂モルワイデ図法という図法で描かれています。

 この図法については,当ブログの開設間もない2006年4月2日の記事で,この図法の世界全図を図案に描いた日本切手を紹介して,その特色などを説明していますので,(上のリンクをクリックして)御覧いただければ幸いです。

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タイトル 日 時
ベネズエラ
ベネズエラ  昨日のエクアドルに続いて今日はコロンビアの北東側の隣国ベネズエラの切手を紹介します。上の切手は1974年に同国からUPU(万国郵便連合)100周年を記念して発行されたものです。 ...続きを見る

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2006/11/29 22:03
現存最古の地球儀
現存最古の地球儀  メルカトルが地球儀も製作したことを昨日紹介しましたが,彼が地球儀を製作したのは1540年頃です。その約50年前の1492年に製作された地球儀が,現存する地球儀としては最古のものとして知られています。その地球儀を図案に描いた切手が今日紹介する切手です。 ...続きを見る

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2006/04/24 22:02
広いカナダがより広く
広いカナダがより広く  メルカトル図法に関連の話が続きますが,今日もメルカトル図法で描かれた地図が図案の切手を紹介します。上の切手は1898年にカナダから英連邦間統一郵便料金制度開始を記念して発行されたものですが,切手収集家の間ではクリスマス一番切手としてよく知られた切手です。地図切手なのにクリスマス切手とはどういうことなのかといいますと,この制度が実施されたのが12月でクリスマスシーズンであったため図案の中央下部に「XMAS」の文字が印字されて発行されたためです。 ...続きを見る

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2006/04/22 21:13
方眼図法
方眼図法  メルカトル図法の高緯度のひずみを解消したのがミラー図法ですが,それでもまだ高緯度では面積がかなり拡大されています。そのミラー図法よりさらに面積のひずみを解消したのが,今日の切手の図案にシンボリックに描かれた世界地図の図法です。 ...続きを見る

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2006/04/21 21:02
等時帯
等時帯  メルカトル図法やミラー図法は高緯度地方の面積が拡大するという欠点がありますが,経緯線が直交し経線が等間隔で描かれているため,今日の切手の図案(実際は小型シートの背景)のような世界の時差を示す等時帯の地図には最適です。地図帳や旅行ガイドブックに掲載されている等時帯の地図は,普通これらの図法で描かれている場合が多いようです。 ...続きを見る

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2006/04/20 21:07
ミラー図法
ミラー図法  メルカトル図法は,高緯度ほど経線・緯線の間隔が拡大され,面積も著しく拡大されるという欠点があること昨日紹介しましたが,その欠点を解消するため,緯線間隔を縮めて描いたのが今日紹介する切手の図案に描かれたミラー図法です。 ...続きを見る

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2006/04/19 22:04
メルカトル図法
メルカトル図法  今日の切手は,1956年にドイツから発行された国際警察展を記念する切手ですが,ご存じ,有名なメルカトル図法の世界地図がシンボリックに描かれています。 ...続きを見る

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2006/04/18 21:21
ハート型世界地図
ハート型世界地図  再び,シンボルとしての世界地図に話を戻すことにします。今日紹介する切手は1972年に「心臓は健康の源」をスローガンに世界健康デーを記念してベネズエラから発行された切手です。 ...続きを見る

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2006/04/17 21:28
半球図二つで世界全図
半球図二つで世界全図  先日,陸半球と水半球の各半球図の地図を紹介しましたが,それぞれの地図の中心であるパリ付近とニュージーランド付近は,実はお互いに地球の真裏側の正反対の地点(対蹠点と呼ぶ)にあります。これは何を意味するかというと,パリ付近を中心に地球表面の半分を描いた半球図に対して,残り半分の地球表面を描くためにはその対蹠点のニュージーランド付近を中心に描けば良いということです。したがって,この陸半球と水半球の各半球図を二つ並べれば世界全図ができあがるわけです。 ...続きを見る

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2006/04/14 20:55
海は広い
海は広い  一昨日紹介した切手が,陸地が最も多く含まれるように描いた陸半球という半球図であると昨日紹介しましたが,今日の切手はその反対で,海が最も多く含まれるように描いた半球図で,水半球と呼ばれます。この地図の中心はニュージーランドの南東付近になりますが,この地図を眺めていると本当に海ばかりという感じです。 ...続きを見る

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2006/04/12 21:52
陸と海 どっちが多い
 昨日の切手の話が続きますが,フランスあたりを中心に地球表面の半分を描いたこの半球図をもう一度よく眺めてほしいのですが,この半球図の中に陸地と海洋はどちらが多く含まれているでしょうか。目分量ではなかなか判断が難しい所ですが,デザイン的な色調の関係もあって,一見陸の方が多いようにも見えますが,実はわずかに海の方が多いのです。 ...続きを見る

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2006/04/11 20:49
地球を半分描く
地球を半分描く  シンボルとしての世界地図は様々な図法で描かれていることを紹介してきましたが,今日の切手は1972年にフィンランドから発行されたSALT(戦略兵器削減交渉)署名を記念する切手です。が,これは世界全図ではなく,地球表面の半分だけ描いた半球図と呼ばれるもので,地図学者ランベルトが考案したランベルト正積方位図法で描かれたものです。 ...続きを見る

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2006/04/10 21:14
グード図法
グード図法  今日紹介する切手は,キューバから1964年に第15回UPU(万国郵便連合)会議を記念して発行されたもので,描かれている世界地図は断裂図法の一種ですが,先日来紹介してきた断裂モルワイデ図法や断裂サンソン図法とは異なる図法です。考案者は二つの図法と同じグードという地図学者で,ずばり,グード図法と呼ばれています。 ...続きを見る

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2006/04/09 16:21
南極がない!
 昨日紹介した国連発行の切手にはもう一つ謎があります。図案の世界地図をよく見ると,緯線が15度間隔で南北90度まできっちり描かれています。しかし南極大陸が描かれていません。 ...続きを見る

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2006/04/07 20:47
ソ連分断!(2)
ソ連分断!(2)  昨日に続いて,またまたソ連が分断された断裂サンソン図法が図案の切手です。ただしこの切手は1961年に平和と安全をアピールするスローガンの入った普通切手(通常一般的に使用される切手)として国際連合が発行したものです。(国連も独自の切手を発行しており,主に国連各機関からの事務用郵便に使用される。) ...続きを見る

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2006/04/06 21:09
ソ連分断!
ソ連分断!  今日の切手は1958年に西アフリカのリベリアから発行された人権宣言10年記念の切手ですが,一昨日紹介したセントビンセント=グレナディーン諸島の切手と同様,ヨーロパ・アフリカを中心にした断裂サンソン図法の世界図が描かれています。ただ,外郭の形が一部異なっています。特に目立つのはソ連が分断されて描かれていることです。通常,断裂図法は海洋部の所のみ分裂させるのですが,ユーラシア大陸が広大なため,ソ連を含む大陸中央部で分裂させています。この恩恵として日本の形は見映えが良くなります。 ...続きを見る

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2006/04/05 10:42
日本が真ん中
日本が真ん中  今日の切手は,日本で1977年に発行された,UPU(万国郵便連合)加盟100年記念の切手ですが,右下に昨日と同様,断裂サンソン図法の世界図が描かれています。ただ,よく見ると日本の位置が昨日の地図と異なるのがわかります。東経90度(アジア中央部)を中央経線にした部分に日本が描かれ,しかも世界全体のほぼ中央に位置するように描いているため,日本の形は見映えが良くなっています。 ...続きを見る

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2006/04/04 21:10
断裂サンソン図法
断裂サンソン図法  今日の切手は,1974年にセントビンセント=グレナディーン諸島からUPU(万国郵便連合)100年を記念して発行されたものですが,シンボルとして描かれている世界図は,昨日紹介した日本切手の世界図と断裂図法という点では共通していますが,よく見ると外郭の形が異なっています。 ...続きを見る

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2006/04/03 20:31
断裂モルワイデ図法
断裂モルワイデ図法   昨日の続きになるのですが,日本の地図切手の正確さはどうでしょう。今日の切手は,1974年に第61回列国議会同盟会議を記念して発行されたものです。緯線上の陸地の位置関係は正確ですね。ただ,この地図の外郭の形は,お気づきだと思いますが,昨日まで紹介を続けた地図と異なっています。 ...続きを見る

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2006/04/02 16:06
モルワイデ図法(3)
モルワイデ図法(3)  今日もモルワイデ図法の切手が続きますが,上の切手は1963年にスペインから「切手の日」を記念して発行されたものです。世界地図をシンボル化し,見た目色調もカラフルで美しい地図切手という感じですが,地図の重要な役割である,正確さという点ではちょっと)問題がありそうです。描かれている中央の緯線は赤道のつもりで描いていると思われますが,この緯線上にある南米大陸とアフリカ大陸の位置を見ると実際とはかなりずれています。(手元に地図帳か世界地図があれば確認していただければと思います。)他の緯線上の位置関... ...続きを見る

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2006/04/01 19:57
モルワイデ図法(2)
モルワイデ図法(2)  今日紹介する切手は,1974年にUPU(万国郵便連合)100年を記念してアルバニアから発行された切手ですが,昨日の切手同様,モルワイデ図法の世界地図がシンボリックに描かれています。 ...続きを見る

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2006/03/31 20:30
モルワイデ図法
モルワイデ図法  上の切手は1972年に,世界電気通信の日を記念してドミニカ共和国から発行された切手ですが,切手図案にシンボルとして世界地図が描かれています。シンボルとして世界地図を描く場合,どのような図法で描くのが良いかはなかなか難しい問題で答はありません。 ...続きを見る

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2006/03/30 10:52
シンボルとしての世界地図
シンボルとしての世界地図  切手にはいわゆる「普通切手」に対して,各種行事や大会,会議などの開催を内外にアピールするために「記念切手」が発行される。また,国際的機構の設立や周年記念にも同じく「記念切手」がよく発行される。これらの行事や会議,機構が国際的なものである場合,そのシンボルマークによく世界地図をデザインしたロゴマークなどが用いられることがあるが,それらを記念する切手の図案にも世界地図が描かれる場合が多くみうけられる。    今日紹介した切手は,ご存じの国連マーク(北極を中心に描き南極をカットした地... ...続きを見る

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2006/03/29 08:17

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