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パナマ

2013/12/28 21:56
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 前回の記事の中で紹介したようにグランコロンビアから分離独立したうちの一つにパナマがあります。ということで今日はそのパナマの地図切手です。


 この地図図案の切手は類似の図案も含めて,コロンビア時代(コロンビア表記)の切手,それを台切手にして独立直後にPANAMAの加刷をして発行された切手やPANAMA表記の正刷切手,さらに運河地帯がアメリカ合衆国の租借地になったことから,PANAMA加刷の切手にさらにCANAL ZONEの加刷をして発行されたもの,PANAMA表記の切手にCANAL ZONEの加刷をしたものと実に多くの種類が発行されています。

 さらに多くの刷色,額面ちがい,加刷のバラエティと多種多様ですが,上の切手はその中からPANAMA表記のの正刷切手の見本切手です。ラテンアメリカ諸国の見本切手にはSPECIMENの加刷に加えてコントロールパンチと呼ばれる穴が開けられているものが多く見られます。

 図案の地図をよく見ると,パナマ運河のカリブ海側の起点の町の名COLONが描かれていますが,これはコロンビアの国名と同様,コロンブスにちなんだ地名で,コロンブスのスペイン名クリストバル・コロンからきています。
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グランコロンビア

2013/12/21 22:04
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 前回,コロンビアの領土を示す地図切手を紹介しましたが,今日も同じく同国の領土を示す地図切手です。図案の地図をよく見ると,現在のコロンビアより広い範囲に領土が描かれています。コロンビア以外に現在のベネズエラ,エクアドルそしてパナマを含んでいます。

 この切手は,1969年にベネズエラからグランコロンビア設立150年を記念して発行されたもので,コロンビアは1819年に,これら現在は4つの国の範囲を含む国,グランコロンビアとしてスペインからの独立を達成した経緯があります。

 しかし,このグランコロンビアという国は短命に終わります。1830年にはエクアドルとベネズエラが分離独立し,さらにパナマ運河建設を巡る攻防で,パナマもアメリカの支援を受けて1903年に分離独立し,現在のコロンビアの領土になったという変遷の歴史があります。
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コロンビア

2013/12/14 21:51
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 前回のワシントンDCの切手で,その名称の後半部がコロンブスにちなんでいると紹介しましたが,そのコロンブスの名を国名に用いた唯一の国が南米のコロンビアです。ということで今日はそのコロンビアの地図切手です。

 上の小型シートは1948年に第9回のパンアメリカン会議開催を記念してコロンビアから発行されたもので,切手面には南米大陸の地図が描かれ,その中にコロンビアの位置を示した国境線が示されています。地図としては非常にシンプルで,南米大陸の中での同国の位置が本当にわかりやすい地図になっています。また,切手印面も無目打で色も渋く,なかなか品のある小型シートだと思います。

 地図の描き方にも色々ありあすが,自国だけの情報を示すという単純明快さの表れた地図になっています。
ちなみに同会議は南北アメリカ大陸の国が参加する会議として第1回はアメリカ合衆国のワシントンDCで開催されました。そしてこのコロンビア開催の第9回会議で,米州機構(OAS)の設立が決定されることになります。
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ワシントンDC

2013/12/10 22:02
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 前回紹介したブラジルの放射直交型都市ベロリゾンテは,アメリカ合衆国の首都ワシントンがモデルと言われています。

 ということで,今日はそのワシントンの都市形態が描かれている切手をとりあげました。上の切手は2003年にアメリカから発行された,セルフ糊のシール式切手で,その印面に描かれているワシントンの都市地図をよく見ると,碁盤目状の直交型の街路網に放射状道路が何本か交差しているのがわかります。

 このワシントンは,1790年に初代大統領のJ.ワシントンがここを首都にすることに決定し,1800年に正式に首都となります。フランス人の都市計画家ランファンの設計によるもので,世界の計画首都のモデルになったと言われています。

 正式名称はワシントン.コロンビア特別区(Washington,District o Columbia),通称ワシントンDCです。ワシントンの名は当然 J.ワシントンからきていますが,コロンビアの名はアメリカ大陸の発見者コロンブスにちなんで付けられています。

 現在のワシントンは純粋な政治都市ではなく,金融センターとしても発展し世界都市の一つになっています。さらに,今やメジャーリーグのワシントンナショナルズの本拠地でもあります。ちなみに市域のみの人口は60万人とそれほど多くはないのですが,比率的にはそのうちの50%以上が黒人になっています。 
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ベロオリゾンテ

2013/12/07 22:30
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 前回のブラジリアに続いて,今日もブラジルの計画都市のプランが示された地図切手です。
 
 切手図案の都市形態図はブラジル南部のミナスジェライス州の州都で「美しい地平線」を意味する都市,ベロオリゾンテのプランです。同地は18世紀には金鉱採掘時代の開拓基地の一つでしたが,1897年にそれまでのオーロプレトに代わって州都となります。

 市街地形態は,図案からもわかるように碁盤目状の直交型道路網に放射状の道路が交差するパターンで,放射直交型と呼ばれる都市形態です。

 図案に描かれている人物は,このプランの立案者で土木技術者の都市プランナーであるレイスの肖像で,この切手はその生誕100年を記念して1953年に発行されたものです。
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ブラジリア

2013/12/01 21:33
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 ブラジル展にちなんで,今回の当方の出品作品に使ったブラジル切手をもう1枚ということで今日もとりあげました。

 今回の切手展はブラジル最大の港町で大都会のリオデジャネイロで開催されましたが,現在のブラジルの首都はブラジリアです。1960年に高原上に新しく建設された計画首都ブラジリアに首都が移転されたわけですが,それまでの首都は実はリオデジャネイロでした。

 上の切手はそのブラジリア新首都完成を記念して1960年に発行された切手の1種で,ブラジリアの平面都市形態が描かれています。新大陸の計画的な都市には碁盤目状(格子状)の形態が多いのですが,このブラジリアの場合は公募で採用された,平面的にジェット機の形をしている斬新なデザインです。
 
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