切手で読む地図の楽しみ

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zoom RSS 世界図屏風

<<   作成日時 : 2008/10/17 21:18   >>

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 一昨日紹介したマテオ・リッチの世界図が日本へ流入する以前の桃山時代から江戸時代初期には,南蛮屏風の一種である世界図屏風と呼ばれる世界地図が製作されていた。

 通商や布教のため来航したヨーロッパ人により世界地図や地球儀が日本へ流入し,日本人の世界への関心をもたらしたことが,この世界図屏風の製作にも影響したと考えられます。

 上の切手は1982年(昭和57年)に天正遣欧少年使節400年を記念して発行されたものですが,図案に世界図屏風が描かれています。この地図をよく見ると,卵形の輪郭をしていますが,これは当時のヨーロッパの世界図で一般的であったアピアヌス図法をまねたものと考えられています。

 各大陸の形態は,少年使節が持ち帰ったオルテリウスの地図帳の世界図に近いものですが,日本付近は日本人の知識で改められています。そして何よりも特徴的なのは,この世界図屏風がヨーロッパの世界図を原図として模写し,絵画的に表現した地図であるため,日本や太平洋が中央ではなく,日本が地図の右端に位置していることです。


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