切手で読む地図の楽しみ

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<<   作成日時 : 2008/09/14 21:30   >>

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 一昨日紹介したイランの北西側は,トルコ,コーカサス地方へ続くわけですが,グルジアおよび南オセチア紛争で揺れるこのカフカス地方も,カスピ海に面したアゼルバイジャンが歴史のあるバクー油田を中心に石油の宝庫ということで,イランに続いてパイプラインルートが描かれた地図切手を取りあげました。上の切手は2002年に建設のはじまったBTCパイプラインを記念して,アゼルバイジャンから2003年に発行されたもので,そのルートがパイプラインのデザインで描かれており,通過する国が色別に塗り分けられています。

 そのルートはカスピ海に面したアゼルバイジャンの油田都市バクーから,グルジアの首都トビリシを経てトルコの地中海沿岸の都市ジャイハン(トルコ語の頭文字はC)までを結び,これら3つの都市の頭文字をとってBTCラインと呼ばれるわけです。2003年にはグルジアからも類似の図案の切手が発行されています。

 このルートはロシアを通過せず,黒海やボスポラス海峡も通らない石油輸送ルートということで,アメリカが強く主張して建設され,イギリスのBP(ブリティッシュペトロリアム)社も建設事業に参画して2006年に完成します。このパイプラインの完成がロシアとグルジアの関係,そして現在の紛争にも影響を与えていることは言うまでもありません。

 ちなみに,コーカサスもイラン同様アルプス=ヒマラヤ造山帯の変動帯に当たり地震の多発地帯ですが,このパイプラインは日本の鉄鋼メーカーの鉄材を利用し,大地震に対しても支障のない耐震性があると言われています。

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