切手で読む地図の楽しみ

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zoom RSS エクアドル

<<   作成日時 : 2007/04/23 22:13   >>

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昨日まで紹介したベネズエラの北部は,実はコロンビアから続くアンデス山脈の北端にあたり,カラカス付近でカリブ海に入っていきます。今日はコロンビアから逆に南側のアンデスの続きの国エクアドルです。

 赤道を意味するエクアドルは文字通り赤道直下の国ですが,上の切手は1961年に発行された航空切手で,緑一色で国土を描き,水系も示されています。同国は首都のキトをはじめアンデスの高地が広がり,地図帳などで見ると緑よりも茶色で塗られている部分が多い国です。ところが地図帳を見ずに今日の切手図案の地図だけを見て,何か違和感をもった方は地理的センスに富んだ方(地理通)ということになるのですが。

 というのは,切手図案の地図はエクアドルの国土を描いているのですが,地図帳などの地図とくらべると国土の形態が異なり,かなり広く(面積的には2倍以上)東の方へ広がっています。これは,昨日のベネズエラの場合と同様に,隣国ペルーとの国境紛争が長らく続き,その領有を主張する意味で描かれた国土なのです。このように,図案の地図を通して自国の領有を主張する地図切手が,ラテンアメリカの切手には多く登場します。言いかえれば,それだけこの地域に国境紛争が多いということになります。

 ちなみに,この領有主張地域は,アンデスから流れ出る河川がアマゾンへ流れ込む水系域に属し,アマゾン上流部の平野部にあたります。この地域は地図帳などの地勢図では緑で描かれる部分にあたるわけで,この地域を含めるとエクアドルは平野の方が多くなり,切手図案の地図が緑で塗られているのも妥当と言ってもいいかもしれません。

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